公園の鳥たち

平成22年1月初旬

公園を散歩しながらバードウォッチングを楽しみました。

まずは、鳩です。いつも忙しなく餌を探して歩き回っていることが多いのですが、この鳩はゆったりとくつろいでいます。陽当たりのよい地面が暖かいのでしょうか、べったりと座り込んでいるようです。
池の中の遠いところにいましたので、こんな小さくしか取れませんでした。ブラックスワンのようです。くちばしの根元が赤く、身体全体は黒色です。2羽のつがいのようで、こちらもゆったりと漂っていました。
ピンと長い尻羽根をあげて、餌を探しているのはオナガガモです。雄はこのように特徴がありますが、雌は全身が茶色の迷彩のような地味な鳥です。
黒いマントを羽織って、白い腹、灰色のくちばしのキンクロハジロです。この鳥も雌は茶褐色の地味な装いです。
公園のモニュメントの上で、くつろいでいるのはカワウのようです。ときどき羽を広げ、乾かしていました。
たくさんの人がカメラを向けているので、近づいてみるとカワセミがいました。舞台のように設えた枝にとまっています。望遠ではないので色がはっきりしません。肉眼では頭のブルーを確認することが出来ました。図鑑などで見るより、全身が茶系が強い印象でした。
潜水の名人で、急に姿が見えなくなり、予想もしないところに顔を出すカイツブリです。くちばしの色が赤いので、まだ幼鳥のようです。
このカイツブリは水面をスイスイと行ってしまうので、なかなかシャッターチャンスがなかったのですが、やっと捉えました。ときどき、キリリリリとけたたましい声を上げています。あまり群れで行動することはないようでした。
池の中の小島に大きな鳥がいます。
首を伸ばした姿がきれいです。羽の色からアオサギだと思われます。
すぐ近くの木の上にももう一羽アオサギがいました。ときどきこの2羽が追いかけっこをしています。縄張り争いなのでしょうか、それとも恋の駆け引きなのかもしれません。大きな羽を広げて飛び回る姿も圧巻です。